先日、雨降る冬気温の千葉県船橋市…
大腸内視鏡を受けて参りました。
いや~寒かった!笑
てなことで大腸内視鏡の体験記であります。
気づいたのは7月
万博から帰ってきて、なーんかお腹の調子が悪いなあ、と思ってはいました。アドベン、万博、とこれまでの私にしては遠出が続いたから疲れてんのかな…あと職場が過去一暑くて、ひたすら冷たいスポドリを接種していたので、そのせいかな、なーんて思ってました。
まあ今回は大腸内視鏡体験記なので、この辺りはサラっと。
7月末頃、鮮血便発見。
8月上旬、ぎっくりで動けなくなる。
9月中旬、腰に違和感がなくなったので病院へ。
10月中旬、大腸内視鏡検査
こんな流れです。その間、鮮血便は続いてました。
「まあ年齢も年齢なので一度内視鏡やった方がいいと思うんですよねー」の言葉に「はいやります」と答えたのには理由があります。
まずい下剤を飲まなくてよさそうな病院を探した結果
30年前、便潜血で引っかかって初めて大腸内視鏡をやった時…もう下剤がまずくてまずくて…やっとこさ下剤を飲み終えていざ内視鏡検査に入ったら、もうずーーーーーーーーーっと激痛。
二度とやるもんかーっ
と思ったのも仕方ないと思う😅
で、今回鮮血便を見た時、うーん…もしね猫様がいなければ、このままほっといたかもしれませんが…猫の命は私が預かってるんで、私が倒れるわけにはいかないので病院行くか、と今現在の大腸内視鏡のことを調べてみました。
麻酔(鎮静剤)は使えるところ増えてるみたいだけど、でもうちの母親なんて「麻酔使って欲しい」とお願いしたのに「麻酔なんて使う人いませんよ~」って看護師に一笑されて、ものすごく痛い思いをしたらしいので、まずは、
患者の希望で絶対に麻酔を使ってくれる病院。
そして、下剤には昔のようにまずい水だけではなく、錠剤もあって、その錠剤だと好きなお茶で飲んでいい、と知り、
錠剤の下剤を扱ってる病院。
この条件で探したら、割と近いところ(とは言っても徒歩では行けないです。何たってうちの近隣一帯は病院過疎地なので😅)の個人病院がヒット。
そしたら病院のホームページにそこの先生がインタビューされてる記事のリンクが貼り付けてありまして…そこに『痛くない検査を心がけています』的なことが書かれていたので…そこに決めました。
普段病院に行かないのでキョドった初診笑
大きな病院はもとより、小さい個人病院も滅多に行くことがないので、初診はめちゃくちゃドキドキしましたが…まあ初診はね、いいんですよねー、初めてということでいろいろ案内してくれるので笑。
問診票書いて診察。
「症状…長いですね」
「ぎっくり腰で動けなくて来るの遅くなりました」
「まあ一度内視鏡やった方がいいと思うんですよね」
「うちの父が80歳過ぎて潰瘍性大腸炎と診断されて」
「え? 80代過ぎて? それは珍しいですね」
「それで○○の医療センターでお世話になりまして」
「え? いつ頃ですか?」
「2017年から2018年頃ですかね」
「え? 私、その頃、そこにいましたよ」
「あ、ほんとですか?」
(実は先生の経歴読んでそうかな? とは思ってたんですけど笑)
「その時、潰瘍性大腸炎のおじいちゃんいませんでした?」
「………あああああ、いましたね、いましたいました、珍しいので憶えてます」
「それうちの父でした」
「あああ、そうなんですね」
「なのでそっちの心配も少しあります」
「そうですね、気になりますね。やりましょう内視鏡」
って感じで、大腸の内視鏡をすることに。
ただ検査日は1ヶ月以上、後の日にちとなりました。
その日は特に薬もなく、採血だされてそのまま帰宅。
あ、もちろん下剤は錠剤(ビジクリア)を選択しました。錠剤は50錠でそれを水分2リットルで飲むんですが、何がいいって、お茶(緑茶、ほうじ茶、玄米茶等)で飲めるんですよ! あのまずい水じゃない!←そのために錠剤の下剤扱ってる病院探したのだもの!
看護師さんは「錠剤一つが大きいので全部飲めない方もいらっしゃるんですけど」と言ってましたが「飲みます!」と答え…笑

大腸内視鏡検査前日
病院で検査日を決めた時に、いろいろ注意事項を看護師さんに言われたのですが……
「前日から食事制限して欲しいのですが…」
と、前日に食べていいもの悪いものが書かれた紙を渡され…

「ただ、こういうセットというものもありまして」

「これだけ食べていただければOKという便利なものもあります。前日にいろいろ面倒くさいなあ、と思われる方は買われることが多いですね」
と、説明されて…、確かに……お粥とか素うどんだけ、というよりも何かお腹的にも気持ち的にも食べた気になった方が精神衛生上いいんじゃないかなー、と思い
「わかりました! 食べましょう!」
と力強く答えてたら看護師さんも「はい食べましょう!」と力強く答えてくれました笑。
いやいやいや、まんまと乗せられたんですけどねー。
帰ってAmazonで検索してみたら、Amazonにも
こんなのがありました。こちらの商品は病院で買ったものよりも500円位安かったので…、次回はこっち買おうかな笑。
ただ病院で買ったものの……昼食のクラッカーとミネストローネ
これは美味しかった! クラッカーなので何となくおやつ食べてる感じもあり、満足感もあってよかったです!
あとお腹が空いた時はバナナ食べてました笑。
ちょっと前に同じく大腸の内視鏡やった同僚さんは前日はずっとお粥食べててお腹空いたよ、と言っていたので、まあお金はかかるけど、やはり精神衛生上投資するのはいいのかなー、なんて思いました。
大腸内視鏡当日!下剤と仲良く笑
出稼ぎ先の長には「もしポリープ切除したら、一週間位安静とか言われてるから次のシフト来られないかも」「それは安静にしないとダメだからいいよ」と言ってもらい安心して望んだ当日。
朝からシトシト雨、冷たい雨……
さ、さ、寒いじゃないかーーーーーーーー!
これから水(お茶)を2リットル飲むのにーーーーーーー😣
お茶は爽健美茶(600mlと2L)と緑茶(500ml)、ほうじ茶(500ml)と玄米茶(500ml)を用意しました。飽きないように笑。ただ下剤を飲み終わった後、病院に行く道中も水分補給してください、とのことだったので、玄米茶は道中用にはずしました。
27年前の液体の下剤の時「冷やした方が飲みやすい」と病院で言われて冷やした水を飲んでいたら、もう寒くて寒くて冷え切ったことを思い出し、半分は常温にしたのはまあ正解でした。いや全部常温でもよかったよ、お茶だもの…。
そして「9時から開始してチェックシートに記入していってください」と言われていたのですが、9時の飲み始めると、予約の時間までに病院に着くには、下剤を飲み終わった55分後位には家を出なくてはいけなかったのですね。【下剤を飲み終わって1時間位したら排便が落ち着く】という情報もあり、出来れば道中(バスと電車を使います)トイレに寄りたくはないじゃないですか。だから、私は8時50分位から飲み始めました。

3分のタイマーをずっとかけて、3分に1錠を飲み続けました。錠剤は確かに大きくて舌に乗せるとちょっとしょっぱい感じでしたが、クイッと飲んじゃえばそれで終わりなので、液体よりも全然ラクでした。
が、排便がない。「錠剤だと1時間位は排便がないこともありますので焦らないでください」と言われていたのですが、1時間半経ってもない!
めちゃくちゃ不安になり…ジャンプしてみたり、ウォシュレット当ててみたりして、やっと1回目の排便。
そこからは怒濤に出続けて笑、飲み終わった1時間後、家を出るまでにはすっかり便意が落ち着き、無事予定通りに家を出ることが出来ました。
いざ内視鏡!
病院に着いてトイレに行きましたが状態をチェックされることもなく、穴あきおパンツに着替え笑、点滴!
いや私、やはり点滴の針が入りにくい血管なんだなー。最近は採血は左腕であれば割と大丈夫なんですけど、点滴はやはり27年振り(膝の手術以来)。どうだろう? 今は医療器具の発達で割と簡単に入ったり? ………なーんて思ってたのですが、看護師さんが「右腕でやってみましょう」と右腕で取ろうと思ったらだめでした。失敗したところ今もうっすら痣になってますが、別にいいんです。
その後いつも採血する左腕の肘の内側のところで入ったので。関節のところなので動かないようにしなければいけないので(点滴というのは通常は動き回っても抜けにくい箇所に入れるみたいですが今回は短時間なので)「もし麻酔で眠ってる時に動いてしまったら直させていただきますけど」と言ってましたが、大丈夫だったようです。そういえば27年前膝の手術した時も点滴が全然取れなくて、叩いたり温められたりを10分以上されて「いやもう動かないので肘の内側でどうぞ」と言ったことを思い出しました笑。
でもこの間、病院に着いてから15分です。とてもスピーディーです。
「腸の動きを止めるお薬入れますね」「鎮静剤入れていきますね」
と看護師さんの言葉が終わると同時に先生が入ってきました。「よろしくお願いします」と挨拶して……
んんん? あんまーり麻酔効いてる感じないぞ? もうやるのか? 大丈夫なのか? 痛くないのか? なーんて思っていたら、もうカメラが入ってるらしく、先生と看護師さんの会話だけが何を言ってるかわからないけど聞こえてくる感じ。
あー痛くないし私もカメラ見たいな、目開けてみよう。と思って目開けてみるけど、画面は認識出来ない。…何回も目開けてみたけど、よくわからない。
そのうち、何かが出る感じがして「終わりましたよー」との声。
「痛くなかったですか?」
「いや全然痛くなかったですー」
「それはよかった」
「やはりカメラで見た感じ潰瘍性大腸炎の可能性が高いんですけど、とりあえず組織検査出しますね」
「え…そうなんですか」
ま、ま、まじか………。
その後、看護師さんに「今覚醒するお薬いれますのでもう少し横になっててくださいね」と言われ、横になってると、「でもガンじゃなくてよかったですね」なんてお声かけいただいたのですが……
私の本音は……潰瘍性大腸炎ってさ、治療にお金かかるじゃん!!!!! ガンならガン保険使えるのに!!!!!
いやすみません。でも父でわかってるんですよ。しかも中等度~重症じゃない難病申請出来ないし公費も使えないし、たとえ難病だと認められても公費使っても月数万円かかるし、マジやばい。破産する。
その後、「起き上がれますか?」と言われ、すくっと起き上がれ、「立ってみましょうか」と言われ、すくっと立ち上がれて、「ふらふらしませんか?」「うーん?……全然大丈夫みたいですー」「そうですかーよかった。ではもう一度座っていただいて……点滴に抜きますねー」と点滴抜いてくれて処置していただいたのですけど、その時に「後半もう覚醒されてましたよねー」って言われて
んんん? 後半?
どうやら私は最初からずっと目を開けたりしてたつもりだったのですが、実際に目が開いていたのは後半だったみたいです笑。
鎮静剤って不思議。
そして看護師さんから「組織採取したので、この後も2時間は絶食です。水分は30分後から可能です」とだけ言われました。じゃあ3日後の出稼ぎ行けるなーよかった(薬代稼がないとさ💦)
ちなみに全般にわたって痛いってことは全くなかったのですけど、時折、チクっとした痛みはありました。健康な時に「あ、お腹痛いトイレ行きたい!」って時のチクッとした感じかな? 何せ27年前は最初から最後まで激痛でずっと唸っていたので、それに比べたら全然痛くなかったです! すごいな医療の進歩って!(???笑)
検査後の診察
「まあ全然軽いんですけど、ここら辺りに炎症ある感じがしませんか? ここ組織取ったので検査に出します。あとはここにちょっとむくみというかポリープなのかもわからないふくらみがあるので、こちらも組織取って検査に出します。
まあ潰瘍性大腸炎で間違いないと思うんですけどね……。とりあえず、炎症あるのは間違いないので14日間潰瘍性大腸炎のお薬飲んでいただいて使っていただいて、14日後には検査結果も出てると思うので…って感じですね」
はああああああ、薬、高いんだろうなあ………😩
「揚げ物とか、刺激物とか、コーヒーとかちょっと控えた方がいいですね」
と先生言ったんだけども………いやそれ下痢してる人全員が試してみてもいいことじゃん? つまりは1ヶ月前に言ってくれてもよかったじゃん?
なーんて笑顔で頷きながら心で毒づいてしまいました笑。先生八つ当たりごめんなさい🙇
「とにかく…ひどくなると、船橋はいい病院ないんですよねぇ」
「○○の医療センターは遠いので嫌です」
「ここは私は指定医なんですけど指定病院ではないので、近くだと△△病院に私は週1くらいで通ってるので、何かあればそちらかな」
「まあ…△△病院なら…まだ近いので。でもそうならないように頑張ります」
「そうですね治療していきましょう」
この間も、私の頭ん中は『薬代いくらかかるんだよ』でした😅
病院についてから病院を出るまで1時間ちょいくらいかな?
そしてこの日支払った検査代等は12,650円でした。(たぶん組織検査2ケ所分も込みだと思います)
いざという時のためにマイナ保険証復活
家に帰ってからまずしたこと。
マツキヨココカラmeの登録。マツキヨで薬受け取ろうと思いまして。
cp.lp.matsukiyococokara-online.com
登録してから、すぐに処方箋を撮って送ると、マツキヨの薬局から電話。
「送っていただいた処方箋のお薬が二つとも在庫がなくて、お取り寄せになるので少し時間がかかります。処方箋の期限が4日なので明日か明後日には届くと思うのですが」
と言われて、それはしょうがないので「大丈夫です」と答え……。
その次にしたことは、翌日、1年間放置したマイナカードの電子証明書の更新に行きました。帰ってきてマイナ保険証を復活させ…
電子証明書の更新をしなかったのは、紙の保険証がなくなりマイナ保険証だけ持つ不安があって資格確認書が欲しいなあ、と思ったからなんですが、今は高額療養費にならないけど、いずれかもしなかった場合の手間をはぶこう、と。マイナ保険証で受付時に同意するだけで、役所に出向かわずとも限度額適用認定申請書を出したことになるならやらない手はないかと。
薬代…結果
2日後に薬は届きましたので(早くてありがた山!笑)、マツキヨに取りに行きました。初マイナ保険証受付笑。何だかわからないけど、全部同意にしといたわ笑←多分ダメな人。
薬は…まあ詳細は書かなくてもいいか。
2種類出て、14日分で
5,930円!!!!
いや、いろいろ調べていたからさ、検討はついていたけどさ、14日で5,930円ってことはさ、1ヶ月で……? 診察代含めると…?
まさか、病気になったらもっと働かなきゃいけないとは…。
もし確実に潰瘍性大腸炎だとして、ストレスも原因とかも書かれてるけどさー、そのストレスが仕事だったりしても、薬代(と診察代とか検査代)稼ぐためにストレスになる仕事をしなきゃいけないって本末転倒よね…。
いやもう、それでも日本はさ、皆保険制度で、高額な薬も3割で手に入れられるわけだけども………。国民健康保険料も上がってるからさ…一概にありがたがることはできんよ。
ちなみに、私、ガンだったらさ、ガン保険もらって、猫様を見送るまでは治療するつもりだったけど、将来的には治療しないつもりだったのさ( ̄∇ ̄;)
潰瘍性大腸炎だとせいぜい医療費控除するくらい。今年はともかく、来年はこのままな感じだと10万円は軽く超えるだろうから。ただ私の年収だと返ってくるのはわずか…いや、ないかもよ? 所得控除金額も基礎控除金額も上がったしね。
たぶん…とにかく出ていくだけ……😱
まあ、こういう時のために貯金してきたわけなので、ド節約して足りない分は切り崩しますけどね!!!😠
何せ猫様を定められた寿命まで生かして見送るまでは、入院も出来ないのだから、幸い、そのたっかーい薬は、下痢と鮮血便に効いてる気がするので(下痢も鮮血便も2日目して治まったと言っても過言ではない)、飲みますよ、飲みます、飲めばいいんだろーーーーーー😆
あ…
サムネのタイトルについて。
下剤なんだけど、錠剤を飲むという行為(胃の中に固形物を放り込むという行為)は空腹を紛らわせてくれる、というか、途中、お腹いっぱいな気分になりました笑。
あと余談ですが、お茶を一気に2リットルとか飲むことないので、今はお茶が嫌いです。まずいです笑。それでも腸のために、コーヒーとか炭酸とかを控えてるので、この時飲まなかったウーロン茶を基本的に飲んでます。それだけだと今は口がまずいので(いや普段はお茶も好きなんですよ。だからビジクリアにしたんですもの)時折紅茶も飲みますが、ミルクティーとか本当は牛乳で飲みたいけど、脂質がよくないというので低脂肪乳に変えました。
揚げ物とかスナック菓子とか脂っこいもの(食事、おやつ全部)控えて、刺激物控えて(検査後カレー食べようと思って用意してたけど今は我慢してみてる)……
ついでに痩せないかな? 笑

