がんばりすぎず、ふわふわ、るんるん、で生きていく

最低限の収入でもふわふわるんるんで暮らしたい、と思っている特に取り柄もない独身♀アラフィフ在宅ワーカーの日々徒然(SPOONという配信アプリでブログで書いたことについてお話することがあります。https://www.spooncast.net/jp/profile/314857438/board/dj?t=all)

他人の生き方と他人の家に口出すことの無意味

【スポンサーリンク】

 話をふられたら相談にものるし、自分が思ったことは会話の中で言うけれど、自分の意見は無意味なんだよなー、と、わかる年齢になってきました。

 

 いや、違うかな? 年齢は関係ないかもしれません。

 

 先日、母と付き合いの長かった人との会話です。

 母の知り合いなので、私の名前もおぼろげな感じでこれまで、2~3回確認されてるのですが…苦笑、今回もまた名前の確認をされた後、の会話。

 

相手「結婚する気はないの?」

私 「ないですよー」(即答)

相手「え?……ないの?」(戸惑ってる)

私 「はいないです」

相手「どうして~? 私、今までそういうことしたことないんだけどね、もし結婚する気があるなら、まあ、いるかわからないけど、いたらどうかな? って思ったんだけど」

私 「いやー、ないです」

相手「あら、どうして?」

私 「めんどくさいじゃないですか」

相手「え~? そうなの? どうして?」

私 「めんどくさいじゃいですかー、やっとお父さん見送ったのに、また同じことするかと思ったらめんどくさいですよ」

相手「あらー、そうなの?」(苦笑)

私 「はいー」

相手「さっぱりしてるのねぇ」(笑)

 

 こういう方、案外いるんですけどね。両親が亡くなって一人っ子だし淋しいだろうから、という気遣いなのかもしれませんが、父が亡くなった後、何人に聞かれたことか。

 

 結婚しないの?

 

 って。

 

 きっと、知らないんでしょうねぇ。

 

 一人で葬式出すことが、一人で相続の手続きやることが、どんだけめんどくさいか。

 

 

 今から子供は望めない。かといって、子供のいる人と結婚して、私が親になるとか、絶対に出来ない。そもそも他人様の子供見てるだけなら可愛いと思うけれど、私にとって子供は『意味不明な生き物』だったりするわけで、表面的には可愛がりますけどね、実際、心ん中では、不安でいっぱい。

 そして、やっと自分の両親とのお付き合いが終わってホッとしたのに、今から、いくら好きな相手とはいえ、他人の家族とのお付き合いをしていく気力は、ないです。

 

 まあ、結婚相手が何歳かにもよりますが、年上だとしたら、きっと私が介護して看取るんでしょうね。年下だったら、まだご両親が健在だったりするんですよね。するとご両親の介護になるんですよね。

 

 ごめんなさい、無理です。自分の親でも大変だったのに。

 

 自分が行けないと思う道には、ちょっとした気の迷いでも、行ったらダメだと思っています。

 

 まあ、相手には私の思ってることは知らないだろうから、『結婚しないの?』って聞かれるのはしょうがないか、と諦めてるんですけど。話のとっかかり、的なこともありますしね。

 

 でも、意外な顔されちゃうと、私もムキになっちゃいまして…笑。

 

 自分の定規で測るのは、いいんですが、それが違った時の対応は、自分も含めて気をつけなきゃなー、と思います。

 

 最近、やっと「そうなんだー」って流せるようにはなってきたと思うんですが、相手があまりにもしつこいと、反論してしまいたくなる……まだまだ未熟者ですね。

 

 

 先日、『家、ついて行ってイイですか』の録画を見ていたら、元看護師さんのお嬢様が出ていて、看護師を辞めた理由の中に、うちにまんま当てはまることがありました。お年寄りの患者さんが

 

 ○家族が面会に来ない。

 ○亡くなってもお葬式をしない。

 

 これを彼女は『可哀想』と思い、辛かったみたいなことをとても悲しそうな感じで語られていたと思うのですが……患者さん思いのいい看護師さんだな、と思いつつ、患者さんだけを思ってる看護師さんだな、と思いました。

 

 私も、仕事があるから、母の時も父の時も面会には週1でしか行けませんでした。父の時はコミュニケーションが取れる病院とは言いがたかったので、何も言われませんでしたが、母の時は母は緩和ケアに入っていたので、看護師さんは家族の気持ちにも寄り添ってくださり「お嬢さん、お仕事ですもんね、大変ですよね」と言ってもらって、心が軽くなったことがあります。

 

 確かに家族が行かないと、負担は看護師さんにかかるのだと思いますが、亡くなった後のことはその家の問題であり、あーだこーだ言って欲しくない

 

 父が意識がなくなって病院に運ばれた時、すでに心停止でしたから、覚悟して、病院の待合室で待ってる時に、以前登録していた葬儀屋に連絡しようと、スマホでホームページを開きました。

 

 父は母の葬儀の時大変だったので、自分が死んだ時に私がそれを一人でやることを考えて『直葬でいい』と言っていました。

 

 そして、その登録してた葬儀屋も、私が登録した時は『直葬なら9万円~』と大々的に宣伝していました。病院の待合室でホームページを開くと、『直葬をお考えの方へ』みたいなページがあって、直葬の説明が書かれてるのかと思ってそのページを開いてみたら、

 

 本当に直葬でいいのでしょうか?

 

 みたいな、きちんとお葬式をすることが故人のためになる、みたいなことが書かれてあったんですよ。

 

 は? 何これ? 最初と書いてることが違うぞ? つーか、なぜ今、説教じみた文章を読まなきゃいけないんだ。

 

 なので辞めました。そこでやるのは。

 

 あれかなー。最初は『直葬』を売りにしたけど、あまりにも『直葬』希望の人が多くて儲けにならないから、方針変えたのかなー? そんなこと思ってる葬儀屋で直葬を強行したら、何か後ろめたい気持ちが残ってしまう気がします。

 

 母が亡くなった後にも、某葬儀屋のセールスが来まして、すごく押しつけがましいセールスをされて、「大きなお世話なんですけど」と言ってしまったことがありました。

 

 その葬儀屋は、母が何十年って積み立てをしていた葬儀屋……というか、まあ、互助会ってやつですね。で、母の葬儀はそこでやったんですが、そこの営業で母の担当だった人が母の葬儀の1ヶ月後に、「お線香を上げさせてください」と尋ねてきて、父が家に上げてしまったんです。

 

 でも、メインは新たな契約だったようで。私もそこの葬儀自体はとてもいい葬儀だったので、直葬プランでもあれば入ったかもしれません。が、そこの葬儀屋は直葬というプランがなくて、私たちが欲しいプランは何一つありませんでした。

 父も「私の時はそんなに大がかりな葬儀はしなくていいので必要ない」と言って、私も「結婚してませんし、する予定もないので、自分一人で見送るのに大きな葬儀は大変なので」と断っているのに、しつこくいろんなプランを出してくるので「だから必要ないんですってば」と言っていたら

 

「お嬢様、結婚、本当にされないんですか? 結婚っていいですよ。人間的に成長もできますし」

 

 とか、言われまして、先の「大きなお世話なんですけど」という言葉です…笑。

 

 仕事に必死なのわかるんだけど、これって、セールスとして言っていい言葉なんですか? 確かに次々と出してくるプランを断るのに、段々感じ悪い受け答えになっていったかもしれませんけど……そもそも、母が亡くなって1ヶ月。「お線香あげさせてください」と家に上がり込んでセールスって、私はかなーり引きました。(普通ですか?)

 

 何だか葬儀屋の文句を言ってるようですが、他人の生き方と、他人の家に口出すのは、本当に無意味だよ、ということが書きたかった…笑。

 

 まあ、それで孤独死で何年も発見されず、とかなっちゃったりするから、問題なんですけど。

 

 どうしても、人と一緒には生きていけない人っているんですよ…笑。

 一人でも淋しくない人っているんですよ…笑。

 一人だと困る、ってことはあっても…苦笑。

 

 一人でも困らない世の中にならないかなあ、と切に思います。

 

 

 

【スポンサーリンク】